腹心 Posted on 2014年11月18日 by wpmaster 十七鎖目 前コラムで書いた「間」は、肚でとらなければいけない。 あなたの心は躰のどの部分にありますか? と、たずねたらほとんどの人は胸を指す。 しかし、古来より日本人の心はおなかにあった。 決断することを「肚を決める」 怒ることを「腹を立てる」 隠し事をせず話をすることを「腹を割って話す」 というような言葉からもおなかに心があったことがわかる。 心が胸にあると、緊張しやすく、窮屈な構えになる。 心を肚に置くと、良い意味での緊張を保ちつつ、ゆったりと構えることができる。 腹心は基本である。