言無記

休業

四十六鎖目 新型コロナウイルス感染拡大による休業状態が3か月になる。 収入が途絶えている不安もあるが、それ以上に舞台に立ちたい。打ちたい、とにかく能を打ちたい気持が日に日に強くなる。 自分は能が好きだとはわかっていたが、 […]

東京に稽古場を開設します!

四十五鎖目 5月より東京に稽古場を開設します。 場所は五反田文化センターの音楽スタジオ。 稽古回数は、東京方面に用事のあるときにするので、不定期ですが、とりあえず今年は10.11月以外は稽古をします。 詳しくは東京稽古場 […]

小鼓?

四十四鎖目 ここのところ、サイトの不調で迷惑をかけた。 結局、wordpressを再インストールして復旧した。 ご助言頂いた方々に心より感謝する。 さて本題である。 右の写真はなんだろうか? 答えは大量の小鼓の皮。 なん […]

発足100周年記念同明会能

四十三鎖目 またまた久しぶりの投稿である。 来年2月24日土曜日に恒例の同明会能が催される。 今回は創立100周年記念の大会で、僕は金剛流能「安宅延年瀧流」を打つ。 安宅といえば勧進帳で有名なので、ご存じの方も多いだろう […]

一声

四十二鎖目 次第とくれば一声(いっせい)であろう。 最もポピュラーな出囃子で、次第が空間の移動を表すのに対し、 時間経過や場面転換を表す。 また、次第で登場するのは生きている人間だが、一声は幽霊、人間、化け物と何でもあり […]

用語解説

四十一鎖目 この間、能楽用語として”次第”を紹介したが、書いてある用語が専門的すぎてわかりにくいのではと思い、更に解説したい。 ノラズアシライ・・・アシライとは能楽独特の演奏法で、謡や笛などの旋律が大小太鼓の演奏する拍子 […]

次第

四十鎖目 またまた久しぶりの投稿となってしまった。 ネタが思いつかず、中々投稿できない。 安直ながら、能楽知識を紹介しよう。 ”次第” ノラズアシライの大小物出囃子で、”東国から都へ”や”都から南都(奈良)へ”など物理的 […]

催し紹介

三九鎖目 とってもとっても久しぶりの更新となってしまった。 反省。 所属する京都能楽囃子方同明会の催しを三つ紹介しよう。 1,第62回同明会能 2/25 12:00より京都観世会館 来年100周年を迎える、歴史有る同明会 […]

皮整理

三八鎖目 大鼓の皮は消耗品であると以前に書いた。 僕は毎年15組枚を購入している。 つまり毎年30枚の大鼓の皮が消耗されていくのだ。 これがどんどん部屋にたまっていく。 今年のお盆は、どこにも行かず家でゆっくりと時間が取 […]

三七鎖目 打音シリーズ第2弾である。 石井流の打ち方の一つに「ツ」という音がある。 当家につたわる手附には、 「鼓の皮より約五寸位の距離を取りて薬指(又は中指及薬指の二本にて) 十六輪の内側を単に皮に触るる程度にて響かぬ […]