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小締

二十七鎖目DCIM0837

小締のことを紹介しよう。

大鼓と言う楽器のパーツの中で最も小さいのが「小締」(こじめ)である。

小締とは、大鼓を締める(組み立てる)際、最後に持ち手部分にかける正絹製の組紐だ。

流儀により使用する組紐の組み方や形状、長さが違う。

石井流では三尺八寸、丸打ち四本組を使用する。

この小締の微妙な締め具合が調子を大きく左右する。

重要なパーツである。

DCIM0836