小締 Posted on 2015年5月21日 by wpmaster 二十七鎖目 小締のことを紹介しよう。 大鼓と言う楽器のパーツの中で最も小さいのが「小締」(こじめ)である。 小締とは、大鼓を締める(組み立てる)際、最後に持ち手部分にかける正絹製の組紐だ。 流儀により使用する組紐の組み方や形状、長さが違う。 石井流では三尺八寸、丸打ち四本組を使用する。 この小締の微妙な締め具合が調子を大きく左右する。 重要なパーツである。