間 Posted on 2014年11月6日 by wpmaster 十六鎖目 「間」と書いてマと読む。 大鼓を打つうえでとても重要な要素だ。 間と言うのは単なる時間的なタイミングではない。 それは何か? 字が示す如く、門の中にお日さまが入るような、何かである。 たとえタイミングは合っていても、間が抜けていたら何もならないのだ。 その形は四角かったり、丸かったり、平たかったり、深かったりする。 こうでなければいけないというきまった形はなく、打つ者の心が間となって表れる。 だから、間は心を充実させてとる。 この「心」を躰のどこに置くべきなのかは次回に書くとする。